インプラント治療が失敗する理由とは?

歯が痛い女性

インプラント治療をすれば、本物の歯のように噛むことができると多くの人が思っています。
確かに、インプラントをすることで、失った歯を取り戻したかのような自然な噛み心地が得られます。
けれども、インプラントは失敗することもあるので、注意しましょう。

インプラント治療の失敗する可能性というのは、5%以下という小さな数字ですが、100%成功するというものではないということを覚えておきましょう。
失敗にはいくつかの理由がありますが、どれも手術後になって痛みなどの症状を感じることで発覚します。
中には、手術後は問題がなくても、途中で破損してしまうということもあります。

まず、手術後の注意点として、痛みや腫れ、出血が長期間続く場合、神経や血管が損傷していることが原因である可能性が高いです。
手術した歯科医院に相談に行きましょう。
このトラブルの原因は、チタンを埋め込む際に、ドリルで骨を削りますが、神経や血管を傷つけてしまったことによります。
事前のレントゲンやCTなどの検査をすることで、ある程度防ぐことができます。

そして、せっかく手術によって埋め込んだインプラントが抜けるということもあります。
インプラントに使われるチタンと骨は結合する性質がありますが、適切な手術でなければしっかりと結合せず、抜けることがあります。
術後すぐに結果が出るのではなく、しばらくしてから抜けるということで発覚するので、術後の注意点として覚えておきましょう。

中には、インプラントの上に装着した人工歯が割れてしまうということもあります。
噛み合わせの調整がうまくいかないことで起こりますが、長期間使っているうちに噛み合わせが変わることが原因になる場合もあります。
治療後は数カ月に1度のメンテナンスが必要になるので、必ず受けることで失敗を予防することができます。

インプラントの失敗の原因は、手術によるものと、アフターケアの不足によるものの二つに大きく分けることができます。
手術の際に細菌が感染してしまったり、血管や神経を傷つけるというのは歯科医院側のミスですが、アフターケアとして検診に受診しないうちに症状が悪くなってしまったり、噛み合わせが悪くなってしまうこともあります。
抜ける前には、インプラントがグラグラするといった前段階があります。
痛みが無いからと放置するのではなく、いつもと違う感覚があればすぐに受診することで、最悪の事態を避けることができます。